4月の春休み活動

2023年04月19日 カトレア

ぬりえには指先のトレーニング効果のほか、筆圧調整の練習も兼ねます。
お勉強が長続きしない理由の一つに「筆圧の高さによる疲労」があり、筆圧の高い子どもは長時間のお勉強が苦手というデータもあるほど。
ぬりえは決まったエリアにはみ出さないよう色を塗る必要があるため、鉛筆をコントロールする技術が求められます。
指先をコントロールする技術が上がれば必要以上に鉛筆をつよく握る必要がなくなります。

もっとも、子どもたち自身が楽しみながら創造力を養うことができる。
これがぬりえの最大の良さだと感じます。


カトレアでは現在、お庭でいくつか野菜を栽培しています。
この日はスナップエンドウがきれいに色づいていたので収穫。
お鍋でボイルして冷まし、マヨネーズでいただきます。
大地の恵みに感謝しながらみんなで美味しく完食しました。


「ゆずのき」は障がいをもった人たちが運営するレストラン。
厨房や配膳もほとんどを障がいをもった人たちが担っています。
そうした場所で美味しい食事をいただきながら、子どもたちが、自分の将来について具体的に想像しやすくなるきっかけになることを期待しています。


こちらはバス移動で「マークイズ」までお出かけ。
公共交通機関をつかっての移動は、いつもの送迎車で過ごす時間とはわけがちがいます。
乗る場所・降りる場所を意識する、お金を準備しておく、まわりをよく見て行動するなど、多くの“社会性”が求められます。
こうした経験は、いずれやってくるだろう社会生活において必ず役に立ちます。
「可愛い子には旅をさせよ」。
子どもたちには、これからもより多くの経験を積んでもらいたいと思いますし、そのお手伝いができればと考えています。